ワーカーズコープ・センター事業団は、「2025年度全国ケアワーカー集会」を、会場とオンラインを結ぶハイブリッド形式で開催いたします。 日頃から高齢者介護・ケアにかかわる職員・関係者、持続可能な地域づくりに関心のある住民の方など、どなたでもご参加いただけます。 多くの皆様の参加をお待ちしております。 <開催趣旨> 介護保険制度は今、大きな岐路に立っています。 3年に1度の制度改正の度に、負担増・給付カットの見直しが繰り返され、2023年の訪問介護の報酬引き下げ以降、介護事業所の相次ぐ倒産、介護人材不足はいっそう深刻さを増しています。 地域によってはケアプランの作成や訪問介護のサービスが受けられないなど、“介護崩壊”がすでに始まっています。 普遍主義(いつでもどこでも誰もが必要なサービスを受けられる)、高齢者の尊厳の保守と自己決定権の尊重、在宅重視と地域分権を掲げた制度創設時の理念はどこへいったのでしょう。 「住み慣れた地域で、自分らしく安心して暮らし続けたい」。 私たちはこの願いを決してあきらめない。 そのために介護保険制度はどうあったらいいのか、この仕事に誇りと喜びを持って働き続けられるようなケアワーカーの待遇の抜本的な改善、そして市民自身が力を合わせ、つながりや支え合いのある地域をどうつくっていくのか。 そこに労働者協同組合法の成立、協同労働の広がりはどんな可能性を拓くのか。 一人ひとりが胸にある思いを言葉にし、私たちに今できることを一緒に考えませんか。 皆さんの参加を心から呼びかけます。