令和8年の新春にあたり謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。 皆様には、穏やかな新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。 また日頃より当法人の事業活動に対し、ご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 今和7年は戦後80年という節目の年でした。しかしロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナとイスラエルの紛争は止まず、核戦争の危機に象徴される世界の分断と不安定さが広がった年となったように思います。 目を国内に転じれば、物価高による生活不安の広がり、人口減少と少子化による人手不足や地方の衰退、とりわけ暮らしを支えてきた介護、医療、物流などの産業では事業の存続が危ぶまれる状況が広がるなど、地域の将来展望と国のあり方が鋭く問われた年となりました。 2022年10月に施行された労働者協同組合法の活用がすすみ、この3年間で全国176法人(2025.12.1現在)が設立されています。働く者が出資して組合員となり、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、組合員自らが事業に従事する、協同労働という働き方を選択する人々が着実に増えていることを実感しています。 また、この法の目的である「持続可能な地域社会の実現」は、コミュニティの衰退がすすむ現在、最も重要なテーマとなっており、住民の主体性を引き出す、ワーカーズコープ・協同労働の働き方にますます注目が集まる可能性が広がっています。 私たちは、利用者や市民の皆様と一緒に「よい仕事」をより充実させることを目指すと共に、改めてコミュニティの活性化に向けた政策提言なども積極的に進めていく年にしたいと考えております。 本年もより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 皆様におかれましては令和8年(2026年)が素晴らしい1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 代表理事 藤田 徹