社会連帯活動は地域の輪を広げ、地域の課題を解決する取り組みです。 個人や団体、自治体、企業など様々な主体に参加いただけます。
地球環境の危機や災害による被害、格差や貧困の増大による生活不安など、個人の力だけでは解決できない社会問題が広がっています。 こういった不安や一人ひとりの願いを、地域をベースにした地域住民の輪によって解決するために、「社会連帯活動」という取り組みを進めました。 個人の参加だけでなく、自治体や公共団体、企業にも参加していただいています。
地域の課題と地域の人財や資源を結び、市民の手で地域をつくる拠点が「みんなのおうち」です。 誰でもいつでも立ち寄れて、不安・悩みや願いを話したり、やってみたいことや活用したいことなどのアイデアを持ち寄ります。 協同労働を活かして話し合いの中から様々な市民活動を起こし、仕事おこしの種を実らせていきます。
貧困や格差の拡大、社会的孤立や孤食が広がる中、子どもたちが安心して集える場所、地域の人たちが気軽に立ち寄れる場所、多世代交流の場づくりのために、無料または安価で食事を提供する「こども食堂」「地域食堂」を全国で運営しています。
安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫などの理由で、流通に出すことができない食品、消費しきれない食品を企業や農家、一般家庭から寄贈していただき、困窮世帯や食料品を必要としている施設・団体に食料品を無償で提供する活動を行っています。
独居の高齢者が増加する中、外出の機会の少ない高齢者などを対象に、出会いの場、交流の場、仲間づくりの場として、介護予防や楽しみづくり、生きがいづくりを支援しています。
持続可能な社会への仕組みづくりを地域の人とともに模索・実践し続けてきたワーカーズコープの取り組みを記録した映画「Workers」等を上映し、協同労働の理解促進と市民主体のまちづくりを呼び掛けています。