安心・安全な環境をつくるパートナーとして、感染対策に重点を置いた清掃や営繕、送迎などの事業を行っています。病院や高齢者施設、公共施設・設備のほか、店舗の清掃、ハウスクリーニング、廃棄物の運搬なども行っています。

事業内容

清掃(病院・福祉施設・生協・薬局・その他屋内清掃)、営繕・配膳(?)、警備、送迎、駐輪場誘導管理、公園清掃管理、ハウスクリーニング、廃棄物収集運搬、クリーンキラーA(次亜塩素酸水)製造、(売店)

感染対策に重点を置いた病院や高齢者施設、公共施設の清掃業務。
一般家庭向けのハウスクリーニングを行っています。
またオーナーとの連携により施設管理などのビルメンテナンス事業を広く行っています。

目指す地域

目指す地域

病院や施設を清潔に保つこと、日々生活する環境を整えることは地域の健康を守り、命を守ることに直結します。
感染対策を重視し、基本的な指針は守りながらも現場で議論し合いケースバイケースで画一的でない感染対策・清掃を行っています。新型コロナウイルス感染症の蔓延時はコロナ病棟(いわゆるレッドゾーン)の清掃にも果敢に挑戦し、病院内での感染拡大を抑えることに寄与しました。

また一方で高齢者、障碍者、ニートなどの若者、事情があってホームレスになった方など、一般の営利企業では就労が不利になる方が様々な地域にいらっしゃいます。
「働きたい」「社会に参加したい」…そう願っていても現実には難しいという方を受け入れ、支え合いながら働ける場を地域につくり出したいと願い、日々奮闘しています。
働くことに課題があったとしてもその課題ごと包摂しながら、みんながともに働ける地域を目指しています。

  • 01.富山北部事業所のケース

    富山北部スクラム事業所では2020年4月から富山協立病院より清掃を受託しています。
    受託時、前業者から継続して残る人員がほぼいない中苦労して人員を集めてスタート。
    その中で生活保護受給者、障がい者、引きこもりの若者など様々な事情を抱えた仲間を受け入れ始めました。

    「一般企業であれば働く障害になっている課題を解決しなければ働けないが、ここは課題を抱えたままでも働くことができる」というのは現場の仲間の声。
    みんなで支え合い・認め合いながら、誰も取り残さない事業所を目指して働いている。

  • 02.尼崎事業所のケース

    兵庫県にある尼崎事業所では2021年に新型コロナウイルス感染症の入院病棟、いわゆるレッドゾーンの清掃を行ってきました。

    当時まだ新型コロナは強毒性で命を落としてしまう患者も少なくなく、医師や看護師も手の施しようがない悲壮感が漂っていました。
    その中で病院から人手が足りない、清掃まで手が回らないという声があり、「頑張っている医師や看護師の力になりたい」との思いからレッドゾーン清掃を請け負いました。

    レッドゾーン清掃用のマニュアルや道具もそろえ、自分自身の安全に最大限注意を払いながらレッドゾーンの清掃を行い、医療従事者の一員として新型コロナの拡大を抑えることに寄与しました。

  • 03.みずたま事業所のケース

    岡山にあるみずたま事業所では意見反映を大切にしています。
    みんなで話し合い決めたことが忘れられ、停滞してしまうことがあったため、「決めたことはとりあえずやってみよう」という呼びかけのもと、より現場の意見を反映するために会議の前に小グループで会議を実施して発言機会をより多く作り、多くの視点を取り入れるように工夫しています。

    その結果、病院の美観をキレイに保つことは清掃業務を受託している以上当然ですが、それ以上に病院のパートナーとしてやるべきことは何かと考え、様々な地域活動を行い始めました。フラワーロードへの花植えの他、倉敷医療生協と協力した環境学習会などへ参加しています。