地域の協同組合組織と連携し、建物総合管理や物流、第一次産業に関わる事業など、さまざまな仕事を行っています。

事業内容

物流(倉庫内管理・ライン後方支援・車両積み込み等)、JA食品加工センター(カット工場等)の運営、杉の苗づくり、援農ボランティアマッチング事業等

様々な協同組合組織と連携し、物流センターでの配送業務や庫内作業、生活支援などの業務を受託。

目指す地域

目指す地域

各ご家庭に食品や生活物資を届けることは、コロナ禍で重要性が再認識されたエッセンシャルワークです。

特にご高齢の方などは自宅に食品が届くことが生命線になっているケースもあります。
それらの個配事業で必ず必要になるのが仕分けや積み込み・積み下ろしの作業です。
早く、正確に商品を届け、地域の生活を縁の下で支える事業です。

また一方で高齢者、障碍者、ニートなどの若者、事情があってホームレスになった方など、一般の営利企業では就労が不利になる方が様々な地域にいらっしゃいます。
「働きたい」「社会に参加したい」…そう願っていても現実には難しいという方を受け入れ、支え合いながら働ける場を地域につくり出したいと願い、日々奮闘しています。

働くことに課題があったとしても、その課題ごと包摂しながら、みんながともに働ける地域を目指しています。

  • 01.多賀城八幡事業所のケース

    宮城県にある多賀城八幡事業所では生協の物流倉庫内での仕分け出荷作業を行っています。
    丁寧に現場内の会議を行い、就労している組合員を大切にしながら現場運営を行っています。

    「みんなでささえあう」事こそ現場のよい仕事であると掲げ、障がい者、難病の方、高齢者、外国人など、地域でなかなか受け入れてもらえずに就労に苦しんでいる人たちを可能な限り受け入れて、職場を自分たちの居場所にしてともに頑張る事を呼びかけ。

    また、事業所独自の経営理念として“各自が満足する一生を送ること”を掲げ、ここで働いていて良かったと思える現場を目指しています。

  • 02.ちば物流事業所のケース

    生協物流倉庫にてトラックへの荷物の積み込み作業を行っています。
    ちば物流事業所でも障がい者、高齢者、外国人など、たくさんの仲間が働いています。

    特に地域柄外国人が多く、その文化や習慣に触れる楽しさを感じつつも日本人との感覚の違いが課題になることも多いことに悩んでいます。
    事前に「日本で働くには」という事前説明用の英語の文書を用意するなど、様々な工夫を凝らしながら仲間と一緒に事業所運営を行っています。