2012年、地元のとうふ屋さんから引き継ぐ形で「森の102(とうふ)工房」は始まりました。 生きづらさを抱える若者や障がいを持つ人たちと一緒に働く職場づくりを進め、2015年、豆乳やおからを使ったお菓子を作る就労継続支援B型「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」を開店しました。 ここで働く仲間たちは、年齢や性格、障がい特性が異なり、また色々な挫折やあきらめを経てやってきます。 だから私たちは「自慢できる職場にしよう」を目標にしています。 有名店に負けないおいしいお菓子、みんなが来たくなる、地域に愛されるお店。 お菓子づくりからお店の在り方すべてを、ここで働く全員で意見を出し合って作ってきました。 お菓子屋さんには様々な仕事があり、それを皆の得意なことに合わせて分担しています。 私たちのお店は皆の力の結晶です。 だからお店を、お菓子を褒めてもらったとき、皆でその喜びをわかち合えます。 おかげさまで、2023年4月には2号店を出店しました。 障がいの有無に関係なく、誇りに思える仕事と生き方ができる、そんな職場と地域をこれからも作っていきます。