安全で安心な食の提供や食文化の継承、休耕地を活用した農業、里山保全のための林業など、自然に関わる事業を行っています。
食堂・カフェ、配食、移動販売、集団給食調理、食品・菓子等の製造販売、食品等の小売、産直庭木選定・緑化、農業、林業、売店
施設給食、弁当製造、小規模な農業、小規模な林業、「森のようちえん」などに取り組んでいます。 私たちは、環境を維持するための林業を行っています。自然は時に猛威を振るい、私たちの生活を脅かすことがありますが、適切に山を管理することで、雪崩や水害などを軽減することができます。そして、そこからもたらされた木々は生活に必要な材木や、小物やおもちゃなどに生まれ変わります。そして整備された森林は「森のようちえん」として、子どもたちが遊び、体力を身につけ、危険への対処の仕方を学ぶ場ともなります。 都会の中にあっても、多くの事業所がプランターや庭で小農(小規模な農業)に取り組んでいます。食は私たちにとってかけがえのないもの、「生きるためのしごと」。みんなで収穫してみんなで食べることで、安全な食のあり方やいのちの大切さを学んでいます。 まだまだ発展途上ですが、自然環境を守りながら、持続可能な循環型社会を目指し、地域の人々と共にさらなる展開に向かいます。
国分地域福祉事業所ほのぼの(鹿児島県霧島市)では、赤ちゃんからお年寄りまでを対象とした幅広い事業に取り組んでいます。 学童クラブの現場では、以前は長期休暇中にお弁当を持参してもらっていました。そのお弁当に冷凍食品が多く使われていることに気づき、地元でとれた野菜を使った手作り給食の提供を始めました。 すると、給食に出したから揚げの鶏肉と生き物の鶏が同じことを知らない子どもがいることがわかりました。「いのちをいただく大切さを学んでほしい!」と組合員は奮起。近隣の農家の助けを借り、子どもたちと一緒に鶏をさばくことを体験しました。 その後、農業にも挑戦し、日々の食から「いのちをいただく」ことを学んでいます。
Next Green但馬(兵庫県豊岡市)は、山林保全の伐採から始まり、木材を活用した木工品製作や森のようちえん「つむぐり」の運営まで行っています。 森のようちえんは、「若い世代に森に親しんでほしい」「子どもたちには木のように太い丈夫な心が育ってほしい」という願いから、取り組み始めました。擦り傷は当たり前の野外活動ですが、組合員たちは安全管理をしっかりと学び、子どもたちに自然との触れ合い方を教えています。 森の中では、遊び場や遊び道具を見つけるのは子どもたち。「これやってみたい」から子どもの自主性が育まれています。 畑仕事や料理、火おこしなど、貴重な学びのできる場となっています。
「まちの駅八王子 CHITOSEYA」(東京都八王子市)は、多摩信用金庫八王子中央支店1階の八王子市「まちなか交流・活動拠点」で 2022年6月から営業しています。 作家ものの小物や食器、地元でできた野菜や卵、スイーツなどを販売。有機栽培のナッツ類や体に優しい石鹸は量り売りをしています。カフェでは、地元食材をたっぷり使った豚汁と煮卵がつく「おにぎりランチ」が人気。シフォンケーキの切れ端や廃棄寸前のバナナを活用したデザートも。街歩きや認知症カフェなど、イベントも実施しています。 コンセプトは、「地元を楽しむ」、「ごみゼロを目指す」、「みんなの居場所」。末永く(千年)住み続けられる八王子を目指して、日々励んでいます。 ※エシカルとは、人や地球環境、地域社会に配慮した行動や考え方のこと。「まちの駅八王子 CHITOSEYA」では、地元の生産者や伝統産業などの商品を扱い、使い捨てのプラスチック製品を使わずゴミを極力減らす取り組みをしています