ワーカーズコープ連合会の加盟組織である、ワーカーズコープ・センター事業団は 2022年12月13日に設立から35年を迎えました。 ワーカーズコープ・センター事業団は「モデルとなる労働者協同組合を自分たちの手で作ろう」と、 ワーカーズコープ連合会が1982年に設立した直轄事業団をルーツとしています。 日本で初めて労働者協同組合の実践を創り、社会に大きく広がる原動力の一つとなりました。 現在は就労者が10,000人を超える労働者協同組合です。 2022年10月1日に労働者協同組合法が施行され、ワーカーズコープの新たな歴史が始まります。 持続可能な地域をつくるのは、働く者・市民自身。 ワーカーズコープはこれからも地域の存在となり続け、地域の必要に応えていきます。
みんなで出資し合って運営する働き方「協同労働」と、それを支える法人格「労働者協同組合」
ワーカーズコープは、ともに生き、ともに働く社会を目指して、「協同労働」という働き方を実践してきました。 「よい仕事」を通じた一人ひとりの成長と発達、違いを認め合い、話し合いによって互いの力を出し合う働き方によって、利用者や地域の人たちとも連帯しながら持続可能な地域社会の実現を目指しています。
働く人ひとりひとりが主人公となって力を合わせ、お互いを認めあい、支え合いながら、持続可能な地域の未来を自分たちの手でつくっていく働き方です。
労働者協同組合とは、働く人みんなで出資し、一人ひとりの意見を反映して運営を行い、よい仕事や地域づくりを目指してともに働く、協同労働にふさわしい法人格です。
自治体・市民・地域の多様な人たちや団体が手を取り合って、地域が抱える課題を解決します。
地域の様々な困りごとや願いに耳を傾け、話し合って、みんなで事業をおこし、一緒に働く。 協同労働はそんな「仕事おこし」を繰り返し、広がってきました。 あなたの地域で皆が安心して暮していくためには、何が課題ですか? 協同労働で仕事をおこして、それを解決しましょう。 一人では難しいけど、みんなで力を合わせればきっとできます。